①新入生歓迎旅行 その二

2日間が空いてしまいました。続きを書きます。
さて、秩父鉄道の熊谷駅ホームへ立ち入ったところからですね。
目的のパレオエクスプレスですが、その正体(っていうほど大げさではないですが、)蒸気機関車(C58 353号機)けん引の特別列車です。都心から一番近い蒸気機関車列車という触れ込みで秩父鉄道は売り込んでいます。
さて、実はパレオエクスプレス、蒸気機関車列車のため、快速運転する割には想像以上にノロいwww
途中、長瀞駅で普通列車に抜かれてしまいますwww
そんな、良く言えばゆったりとした旅、悪く言えば「蒸気機関車なんてこんなもんなの?」という気分になる(個人的には真岡鉄道の蒸気がかなり速かった記憶がある)旅行は、熊谷駅10:00頃、列車入線の時から始まります。
パレオエクスプレスは当日、自由席3両、指定席1両、蒸気機関車の合計5両編成で運転されていました。
客車は冷房完備だったので、北海道のようにエアコンなしのために窓を開けなくてはならない、ということはありませんでした。
ちなみに、このパレオエクスプレスは、車両基地が熊谷駅の秩父方にある関係上、
←秩父・三峰口 方面    蒸気機関車|客車×4|電気機関車    熊谷・羽入 方面→
のように、電気機関車にけん引されて熊谷駅へ入線します。
その様子がこちら。

埼玉大学鐵道研究会 活動記録

皆さん興奮のあまり黄色い線からはみ出して写真撮ってます。危ないですよ~~!
少しでも動いている列車に、ちょっとでも触れてしまうと、車両の突起物に身体や衣服が引っかかってしまったりするかもしれない上、安全確認などが行われて列車遅延の元になるので、絶対にやらないでください!!
(ぁ、止まっている列車の車体側面にはいくらでも触れますよ(笑))
さて、当然のように某I氏は黄色い線からはみ出さずに写真を取っています(彼は非常に律義にルールを守る)。が、これはちょっと…
埼玉大学鐵道研究会 活動記録

ちょっと、ほかのお客さんの邪魔になってるじゃないですか、これじゃちょっとですよね。
常に周りを見て行動したいものです。
さて、一度車内へ荷物を置いて座席を確保。一部の会員は出発まで時間があるということで、秩父方先頭の蒸気機関車を取りに向かいました。筆者は座席にて車内観察。
入線から約10分後の10:10、蒸気機関車けん引の「パレオエクスプレス」は出発しました。
出発してからすぐ、記念撮影。この写真は一枚、……、いくらだっけな? 1500円ぐらいだったかな? で販売しています。そんな記念撮影を横取り(笑)したのがこちらwww

埼玉大学鐵道研究会 活動記録   埼玉大学鐵道研究会 活動記録

(ほんとのカメラさんは皆さんの目線の先にいらっしゃいます)


記念撮影がすんだら、後は各々の過ごし方になります。車窓を追うもよし。車内散策もよし。会員同士語り合うのもよし。
そんな1枚。

埼玉大学鐵道研究会 活動記録

出発してからおよそ1時間で、寄居駅に到着。ここは東武鉄道東上線やJR八高線との乗り換え駅でもあるので、人がどっと乗ってきます。
その人ごみにまぎれて、K先輩登場。事前に連絡があったので、この展開には別段驚くことはありませんでした(笑)
また彼も新入生とは初顔合わせ。挨拶をして一行に加わることに。
この寄居駅では、急行秩父路号のおいぬき待ちのため、少々停車することになっていました。そこで筆者は先頭へ行ってみたものの、人があまりに多くいい写真はとれなかったという残念な結果に。でも、蒸気タービン発電機から発せられる上記の勢いを見て、「やっぱいいぜ蒸気!」と思った次第。
さて、寄居をでて一路秩父三峰口を目指すパレオエクスプレス号。徐々に高度を上げていきます。
皆野、秩父ととまって、その次の御花畑駅にて、鐵道研究会一行はパレオエクスプレスから下車しました。そのまま三峰口駅へ行ってしまうと、お昼を食べるお店がひとつしかないかもしれないという危惧から、この御花畑駅にて降りることにしていたのです。
ちなみに、この御花畑駅は西武秩父駅のすぐ下あたりにあるのですが、駅舎が離れている関係上、徒歩での移動には5分ほどを要します。
私たちは西武秩父駅のそばにあるアーケードに行き、周辺散策及び昼食としました。
その後、御花畑駅へ戻り普通列車にて三峰口駅へ向かいました。この列車で先ほど降りたパレオエクスプレスを追いかけるのです。
ところが、御花畑駅に到着するちょっと手前ですでにけっこうな雨が降り始めてしまいました。
その3へ続きます。