夏旅行(九州方面)を実施しました!(その4・最終回)

その3
のつづきです
前回の記事をUPしてから大分間が空いてしまいました…。この間には今年度の文化祭で配布予定の会報誌「空転防止」に掲載予定の旅行記の原稿を執筆しておりました(^^;;
むつめ祭への準備も地味ではありますが始動しています。詳細な日程・内容の発表は後日別の記事にて・・・という形になると思われますがご期待ください!夏旅行の詳細なレポートも掲載される予定です!!
さてさて、2つの旅行記を同時並行で書くのは・・・ということで随分ほったらかしてしまいましたが今回の記事では最終日となる3日目の模様について書いていきたいと思います! 
○3日目(8月31日・熊本へ。そして解散・・・。)
この日も朝早く長崎の宿にて6時に起床。当初の行程であればもう少し遅い時間での出発となる予定でしたが、出発を早めれば長崎本線の旧線(以前は長崎本線として使われていたがバイパス(新線)ができてしまったため"旧線"となっている区間があるのです。)を経由する列車に乗ることができるということで、出発を早めることとしました。
宿の方が軽い朝食を用意してくださったので頂いてから長崎駅へ。ホームに向かうと懐かしい国鉄色の長崎本線旧線経由の列車となる気動車が停車していました・・・
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲懐かしい感じの漂う国鉄色の気動車
ぼちぼち撮影なりをしたのちに列車にゆられ、諫早へ出発。長崎本線の旧線区間は車窓が素晴らしく、目の前に海を拝むことができます。(ボックスシートが山側であったため撮影できず画像は省略)
諫早からは島原鉄道に乗り換えて、島原港を目指します。ここから船に乗り換えて熊本に出ようというのがこの3日目の行程の大まかな流れです。
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲島原鉄道の車両で島原外港を目指します・・・
島原鉄道も絶景に恵まれた路線で山側は雲仙・普賢岳、海側は有明海を十分に望むことができます。1時間少しの所要時間となりましたが飽きずに乗車できました。
終点・島原外港駅到着後は徒歩で島原港へ。ここからはフェリー「オーシャンアロー」号で熊本港まで向かい、熊本港からは路線バス「オーシャンアロー・シャトル」で熊本駅を目指します。この2つの路線は連絡しており、同時利用でお得な割引切符も発売されています。
ブログ更新者も船は久しぶりであったので乗った直後から船内を散策・・・。甲板からは雲仙普賢岳と有明海の絶景を拝むことができました。この日は天気も良く、海風もなかなかでした。
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲船から見た雲仙普賢岳と有明海。
熊本港で船を降りて連絡バスで熊本駅へ。この時点で既にお昼すぎであるので、熊本駅で駅弁を調達し車内で食べながら次の目的地である肥薩線・人吉駅を目指すこととしました。ここで別行程となっていた会長氏とは解散し、残りのメンバーで人吉を目指します。
途中八代駅まではロングシートの815系であったので駅弁は我慢…。人吉からの肥薩線の普通列車で球磨川の景色とともに駅弁を堪能しました。因みに私(ブログ担当)は鮎屋三代
にしました(^^;
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲(写真ではあまり絶景具合がわかりませんが・・・)肥薩線から見た球磨川。
肥薩線の普通列車を終点まで乗り通し人吉駅へ。ここからはすぐに折り返して(ある意味本日のメインの)快速「SL人吉」に乗車し熊本駅に戻ります。文字通り、SL人吉号は8600形と呼ばれるSLによるイベント列車で休日を中心に熊本~人吉間で1往復運転されています。
この列車は日本で唯一となる大正生まれの8600形蒸気機関車による列車である上、景色の良い肥薩線を走行する点がポイントとなっていますが、客車の方の内外装のデザインをJR九州の特急用車両や和歌山電鉄線の車両のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏が手掛けており、「乗ってて飽きない」手の込んだ内装になっています。
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲出発待ちのSL人吉号。夏休み最終日とあって出発前から人だかりが。
SL人吉号で人吉駅を発車した後は蒸気機関車による客車旅を会員で堪能しました。この日は夏休み最終日ということで車内においてさまざまな「夏休み企画」が実施され会員間でも盛り上がることができました(笑
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲縁起の良い駅名な…と紹介されていた一勝地駅。山中にあり懐かしい趣のある駅舎になっています。SL人吉号ではこの駅を含めこのような数駅に長時間停車を行い、記念撮影ができるようになっています。
そんな「SL人吉」の旅も八代から肥薩線を抜け鹿児島本線を経由して終点・熊本駅までラストスパート。終始盛り上がりっぱなしであったので長時間の乗車でしたがあっという間でした。
夏旅行最終日となった3日目も熊本駅につくころにはもう夕方。「SL人吉」号熊本駅到着前に夏旅行担当の会員よりお話を頂いた後、SL人吉の熊本駅到着と同時に解散となり、埼玉大学鐵道研究部の2012年の夏旅行は終了となりました。
ここからは各自会員1人1人が行程を立て、東京・埼玉まで戻ってきています。
私(ブログ担当)としては初参加となった夏旅行でしたが、参加者全員で大きな事故や予定変更が無く(軍艦島には行けませんでしたが…(^^;)楽しむことができました。
夏旅行の雰囲気はつかんでいただけましたでしょうか。冒頭でもお知らせしましたが、埼大鐵研では、今年のむつめ祭にて配布予定の「空転防止」にて夏旅行の詳細レポートを掲載予定です。また、夏旅行に関する会場展示も予定しております。詳細は後日再び記事でお知らせいたします。ご期待ください!
最後まで記事をご覧くださいましてありがとうございました。
埼玉大学鐵道研究会 活動記録
▲【おまけ】ブログ担当はこんなとこに寄り道しながら帰ってきました…。
(左上:熊本城 右上:天守閣からの夜景 
 左下:熊本市電 右下:熊本電鉄5000系)
◆前後記事リンク
【その3】⇒夏旅行(九州方面)を実施しました!(その3)