2011年度夏旅行 ―その4―
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大変長らくお待たせしました。
今回の2011年度夏旅行のブログ記事更新に関しましては関係各所はもとより、毎度このブログを楽しみに閲覧している方々には大変心配とご迷惑をお掛けしました。
本当に申し訳ありませんでした。
今後は早期の報告、そして頻度の高い更新を心がけていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
また2011年度夏合宿の執筆担当はその4より変更しました。
テイストがその3までと少し違ったものになるとは思いますが、ご了承ください。
さて早速2011年度夏合宿その4へと移りたいのですが、あまりにも間があったので簡単に復習を。
2011年度の夏合宿は北海道道東方面へと決まった埼玉大学鐵道研究会。
集合場所は青森。
青森から急行「はまなす」に乗車し、札幌まで。
札幌から滝川まで普通列車で移動後、日本最長運行列車2429Dに乗り、約8時間の連続乗車を果たし釧路に到着。
釧路で夕食をとったところで別行動の先輩が集合し、ようやく参加者全員集合。
釧路で一泊し、鐵道研究会はどこへ向かうのか…。
簡単すぎたので詳しくはこちらをご参照ください。
→その1 その2 その3
というわけで本編に入りましょう。
さて、炉端焼きで締められた夜はすぎ、翌日7月28日(木)のこと。
埼玉大学鐵道研究会はホテルの朝食もとることなく朝もはよから行動を開始します。
5:55発、根室本線(花咲線)始発の快速「はなさき」に乗り、朝もやの中を根室へひた走ります。
霧があまりに濃いため、ほとんど視界がないのにもかかわらず、運転士は全く速度を落とさず走るのはすごい!
▲霧をものともせず列車は進む
そして関東ではこの日もたぶん真夏日ぐらいはいっていたと思いますが、こちらは窓を開けて風を受けるとむしろ1枚はおらないと寒いぐらい。
といっても時間が経るにつれ、日が昇ってくるとやっぱり半袖1枚ですね。
厚岸から先の湿原は大変景色が良かったですね。
▲根室本線 厚岸~糸魚沢にて
ところが私としたことが茶内より先で寝てしまいまして気づいたら根室に到着してました(笑)。
途中お座敷列車と交換したそうなのだが、見ることができませんでした・・・orz
ところで日本最東端のJRの駅ってどこかと言えばご存知の方も多いかと思いますが、根室駅1つ手前の東根室駅です。
鐵道研究会ですから当然訪れないわけがないでしょう。
快速列車は東根室駅を通過してしまうため、終点根室駅まで行き、折り返しの普通列車に乗って約2分で東根室駅に到着し、一同降り立ちました。
東根室駅はホームがあるだけで物寂しい駅ではありますが、紛れも無く日本最西端、会員それぞれ思い思いの時間を過ごしていました。
▲集合写真を撮影
さて、釧路へ戻るには快速列車に乗らなくてはならないので根室に再度戻らなくてはなりません。
列車もあったのですが、距離も近いので東根室~根室を歩いてみることに。
北海道道東とはいえ、日中に歩くと暑かったですね。
根室駅到着後は釧路行き快速「はなさき」の発車時間(11:03発)まで自由行動となりました。
この時間を利用して海を見にいく人もいましたが、自分はこちらへ行きました。↓
▲根室本線終点
写真で何度か見たことはあって1度この目で見たいと思っていたものです。
これが見れただけでも感動しました、いや本当に。
あとは自分も買いましたが根室駅と東根室駅の硬券入場券を購入した人も多かったですね。
そんなこんなで根室発11:03発快速「はなさき」で釧路へ戻ります。
折り返し戻るだけというのと朝がものすごく早かったということもあり、眠りについていた会員がほとんどだったような気がします。
約2時間かけて13:05に釧路に戻ってきました。
ここからは釧網本線を北へ目指します。
発車時刻は13:20なので、弁当を買う人、釧路のロッカーに置いておいた荷物をとりに行く人、列車に直行して席をとっておく人に分かれて行動。
13:20それぞれ自らの用事を済ませ列車に乗り込み発車。
ちなみに乗車した列車はこんな列車です▼。
ヘッドマークにも掲出されているこの列車は網走行き「摩周&川湯温泉足めぐり号」という臨時列車です。
定期列車としてはこの時間、釧路発摩周行きと緑発網走行きの定期列車がそれぞれあるのですが、夏期間のみ摩周~緑をつなげ一本の列車にしたものとなります。
列車名にもありますが、摩周駅ならびに川湯温泉駅で十数分停車し、駅に併設する足湯を楽しめる観光列車となります。
観光列車という意味合いだけでなく乗り鉄としては釧網本線を乗りとおせる時間帯は大変限られているので、そういった意味でも有意義なものとなっています。
さて列車は東釧路までは根室本線を辿り、東釧路からが正式な釧網本線区間となります。
摩周までの区間はかの有名な釧路湿原を通ることもあり、景色は根室本線以上に湿原が楽しめるところです。
景色を楽しみつつ駅弁を味わったり、ビールを飲む上級生の姿もありました。
▲釧網本線の風景のひとコマ。
14:35摩周に到着。
10分間の停車時間で、会員全員で足湯を楽しみました。
▲足湯で記念撮影
続いて15:22川湯温泉到着。
ここでも足湯を楽しむ会員の姿がありました。
川湯温泉から緑までの区間は峠越えとなっており、この区間は特に本数が少ない区間。
この区間は勾配も急で列車もゆっくり登っていきました。
峠を越えて緑では久々の列車交換。
そういえば、峠越えした時も乾杯をしていた上級生もいましたね。
さて、峠を越えると列車は(たぶん)じゃがいも(だと思われる・・・)畑の中を進み、16:28には知床斜里に到着。
ここから先はオホーツク海沿岸に沿って列車は進んでいきます。
▲これがオホーツク海
冬であれば流氷が見られる場所でしょうが、夏でもこの風景に文句なしでした。
そんなオホーツク海を横目に17:14網走に到着。
▲釧網本線と石北本線が接続する網走駅
網走駅では次の列車まで改札を出て駅舎を眺めるなど各々過ごした後、17:39発遠軽行きに乗車。
太陽も沈みかけるなか、石北本線を辿り、本日の宿泊地北見を目指します。
▲途中夕暮れの端野駅で列車の交換待ち
18:52北見に到着。
本日の列車の旅は終了ですが、書くべきことはまだまだあります。
実は鐵道研究会の当時1年生の会員が北見地方出身で、その会員のお父様が我々を夕食に招待していただきました。
北見駅まで我々のことを迎えに来ていただき、荷物を宿泊するホテルまで運んでいただいたりももしていただきました。
夕食はオホーツクビール園という地ビールを味わえるレストランで、鐵道研究会一同と会員のお父様と一緒に楽しく過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
そんなこんなで充実した7月28日(木)となりました。
さて夏旅行最終日の様子はその5で。