【活動報告】「むさしうらわ鉄道まつり」に出展いたしました。

こんにちは。会長です。
この度、2021年10月30(土).31日(日)の2日間にわたり、イベント出展を行いましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

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今回の会場は、南区複合公益施設「サウスピア」内にある「武蔵浦和コミュニティセンター」。例年11月ごろに実施される「コミセンまつり」に出展させていただいており、毎年お世話になっている施設です。

しかし、例年と異なる点がいくつかあり
・史上初?となるさいだいてっけん単独イベント
・会場が8F集会室→9Fホールに変更
・1回8組、各日5回の計80組のみの事前予約制
となりました

というのもこのイベント、当初はコミセンまつりとむつめ祭が被って参加できない…ということから、2020年の今頃に実施が計画されたものでした。
しかし、ご存じのとおり2020年はコロナに翻弄され、当然このイベントも延期。その後2021年3月に延期するも収まる見込みがないことから延期…といった流れで今に至っています。
そのため、当時最後の花形を飾るはずだった現4年生にとって、このイベントを行えることは、昨年のリベンジといえるものでした。

さて、ここからは会場の様子をお届けしたいと思います。

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入ってすぐの場所には、展示コーナーを設置。当初は画像2枚目の「メリンとシート」および小湊鐵道の模型のみを展示する計画だったのですが、来場者に楽しんでもらいたいという思いから前会長所有の方向幕や備品・1年会員保有のサボ類を追加。その後2日目になって「これも!!」ということで、プログラミングが得意な会員によって、02系のドア上スクロール、01系現在位置、そして埼京線の側面LED再現が展示されました。
表示内容は適宜更新され、スクロールには弊会ロゴが表示される一幕も!! 来場者のみならず会員も大爆笑していました。

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続いてのコーナーはキャップアートコーナー。2日目は他大学の方にスタッフとしてお越し頂き、接客にあたって頂きました。
今回のテーマは「武蔵野線205系」。昨年秋に引退した車両で、会場である武蔵浦和に縁がある車両です。途中夢中になった子供さんがたくさんはめてしまい、終わる前に完成しちゃう~というハプニングもありましたが、無事完成にこぎつけられました。

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その奥にはプラレールコーナーを設置。会員が持ちよったレール・車両を活用してレイアウトを組み上げました。レイアウトには武蔵浦和駅風のモジュールを設営し、地元埼京線の電車を走らせました。来場者からは「ウチのより大きい~」「埼京線だ!!」との声も頂き、中にはずーとレイアウトを見つめている子も。お子様を中心に非常に楽しんで頂いたようでした。

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その奥には、トレインシミュレータを利用した運転手体験コーナーを設置しました。今年度はシミュレータに強い会員が入会してくれたため、彼を中心にやさしく・丁寧に運転操作の説明を行いました。
なお、感染対策の一環として、毎回使用したらウエットティッシュで拭いてました。

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シミュレータの隣にはミニステージを設置しました。こちらでは会員によるクイズ大会・ステージイベントを行い、多くの来場者の方に参加して頂きました。クイズの中には少々難しいものもあり、来場者が真剣に悩む場面も見られました。
ところで、写真右側に誰かいますね…?

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というわけで、今回のイベントではクイズ中、そして終了後には埼玉大学マスコットの「メリンちゃん」が遊びに来ていました!!
なんと専用の楽屋までご用意いただきました。
登場時には、(主にお母さまを中心に)大歓声で迎えられ、クイズ終了後に行われた撮影会では(感染対策のためフィルム越し、ノータッチとなりましたが)多くの方がツーショットを撮っていました。

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その隣では毎年ご好評をいただいている、Nゲージ体験コーナーも設置しました。今イベントでお披露目となった相鉄12000系や埼京線E233系といった備品の車両を使い、3分という短い時間でしたが鉄道模型に触れる体験をしてもらいました。

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奥のほうでは、コミセンまつりでご好評いただいている「プラレールあみだくじ」を設営しました。今年は3つの線路から1つ選び、あたりが出ると会場内で実施しているスタンプラリーのスタンプが豪華になるというルールで実施しました。
親子で一緒に「あたるかな?」と盛り上がっており、当たった際には大喜びする姿が見られました。
…さて、この黒い個所の中身、どうなっていたのでしょうか? 今回は特別に公開したいと思います。
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それがこちら!! 各線に自動ポイントを設置しており、どこに行くかは完全ランダムとなっています。
そのため「どこにすれば当たりますか?」と聞かれましても、スタッフにすらそれはわかりません。完全にランダムとなっているのですね~

そして、最後は目玉ともいえる鉄道模型レイアウトの紹介に移りたいと思います。
まずはその全景をご覧ください。
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こちらドーーーーーーん!!地上6線、高架2線の過去最大級に大きいレイアウトです。
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レイアウト内には築堤や多数の分岐が用意され、その中を地元の車両から日本各地で活躍する列車、最新の電車からちょっと懐かしい車両まで様々な車両が駆け巡っていました。
そして、レイアウト内でひときわ目立っていたのがこちら
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こちらは南浦和駅でかつて訓練用に使用されていたモジュールを、現役駅員さんが一部加工、ディテールアップしたもので、模型担当がレイアウトに組み込むための改造を行いました。
非常に精密なレイアウトで、私も初めて見たとき非常に感動しました。なお、こちらは現在サウスピア3階正面玄関に飾られています。

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また、終わりには照明を暗くして夕景運転を実施しました。会員がセレクトした音楽を流しながら、(来場者アンケートでの要望をふまえ、途中から)車両の解説も交えて鑑賞いただきました。

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お帰りの際には、ぷくぷくたい焼きとさいたま市の水といったお土産をプレゼントし、子供を中心に満足そうな顔で帰っていく様子が見られました。
また、空転防止最新号の配布も行い、たくさんの方にお持ち帰り頂きました。

今回のイベントは、1年間が空いた状態での開催であり、うまく回せるか不安でしたが、多数の4年生の参加やコミセン担当者様のご協力もあり無事成功しました。
(来場者アンケートも大好評、会員の終わった後のツイートも肯定的な意見多数)
また、会として実現したかった
・4年生のリベンジ
・1.2年生初のイベント→技術伝承
という2点の目標を達成することができ、やってよかったと思えるイベントでした。

この場をお借りして、各関係者の皆様に御礼申し上げます。