模型班の活動紹介(2015.11)

【11月21,22日:第66回むつめ祭に出展します!→詳細はこちら

埼大鐵研は現在、展示班・模型班の二班を構成してむつめ祭などに出展しています。

簡単にまとめると展示班は各種の掲示物を行事に合わせて作成・管理する班、模型班は鉄道模型の安全な走行に従事する班です。

今回の記事ではそのうち模型班について触れてみたいと思います。
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皆様の前ではレイアウトとして基本快調に走行している鉄道模型ですが、その裏ではコツコツとした努力があるのはご存知でしょうか。
まず、レイアウトを設計する必要があります。設計するのは当たり前のことではありますが、会にある有限なレール類から皆様により楽しんでいただけるような配置を考えなければならないため、毎年担当者は試行錯誤しています。
そしてレール類も随時綺麗にしておかねばなりません。レールはしばらく使っていなければ汚れが付きますし、模型を走行させても汚れが増えてゆくのです。当会ではレイアウトを組む前には総出でレールを掃除しています。皆様の前でもレール清掃を行なうことがありますが、これは必要なメンテナンスなのでご承知おきください。
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レール類が仕上がると設計図通りにレールを組み上げる作業に入ります。様々なレール類を組み合わせるので設計図とにらめっこしながら少しずつ伸ばしてゆく作業です。
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そしてレイアウトが完成すると試運転が始まります。試運転が快調に進むことはまれで、レールを磨き接触を確かめながらの作業となるのが通常です。その試運転が済むまでは、お客様の前にお見せできるレイアウトとはならないのです。
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試運転が全て安定すると、いよいよ普段お客様にお見せしている「鉄道模型」となります。このように下準備の上で模型班は成り立っているのです。

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埼大鐵研の鉄道模型運転会は主にむつめ祭などで一般公開しています。ご覧の際は直接お手は触れず、お子様などが誤って触ったりしないようにしていただければ幸いです。また脱線などがあっても(無いようには努めているのですが…)温かい目で見守っていただければ嬉しく思います。

ところで、公開運転会がない時期の模型班はどうしているかというと、非公開で運転会を行なって設営技術を維持したり、貸しレンタルレイアウトなどにお邪魔して車両を走らせています。こちらは当会公式ツイッターなどで取り上げることもございます。
↓貸レンタルレイアウトでの運転会の一例
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模型運転の紹介、いかがだったでしょうか。皆様に楽しんでいただけるよう努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。